らくだジャーナルTOPアジアの温泉目次>台湾・礁渓温泉「湯園風呂」
       
●台湾・礁渓温泉「湯園風呂」
      
      
左手の湯気抜きが女湯。「女の湯」と札が下がっている
 徳用路にある1958年開業という共同浴場「明泉浴池」を探したのだが見当たらず、近くに「湯園風呂」という新しそうな日帰り温泉があるのを偶然見つけ、利用してみた。場所は焼水溝(公溝)の上流にあたる。民国94年にできたということは2005年にオープンしたのだろうか。新しそうだ。窓口で80元払って入浴券を買うと、すぐ脇に女湯の入り口がある。「女の湯」とわざわざ説明してあるのが台湾らしい。中国語圏では日本語の「の」字は大人気なのだ。
左側の洗い場の雰囲気は日本風

 ここは台湾で入った温泉の中で一番日本の日帰り温泉に近かった。脱衣所と浴場の間に壁もドアもないものの、一応スペースはキチンと分かれている。浴場にはシャワーつきのカランとリンスインシャンプー、ボディソープが備え付けられている。カランが並んでいるのも、その前に椅子が置いてあるのも、台湾で入った温泉で初めて見た。

 浴槽は真ん中に長方形のヒノキ?風呂、右手と奥に樽状の丸い風呂が全部で6つ。左手は洗い場だ。浴槽周りに人工芝が敷き詰めてあるのが異国風ではある。お湯は無色透明で、つるすべ感は玉清浴池よりも強く感じる。樽風呂のうち4つは小さめで、すべて先客がいた。しかもみんな顔にパックをしてお茶を飲んだりしていて、ちょっとやそっとで動く気配がない。一番奥の樽風呂2つは屋根のない露天スペースにあり、ほかの4つに比べてやや大きめ。1つは水風呂、もう一つは温泉浴槽で、木造りの湯口が日本風。湯口近くの床に蛇口があり、これをひねると湯口からお湯が出てくる。お湯は熱め。

浴槽は日本に比べて浅め

 奥まったところは露天風呂状になっているものの、町中なので周囲はしっかりガードされていて展望はないし、鉄格子状の天井もあるので開放感には乏しい。

 水着不要で日本式の入浴ができるところに行きたいけれど、あまりにもディープなところはちょっと、という人にはお勧めする。炭酸水素イオンは788mg、遊離二酸化炭素43.3mg、硫化水素2.66mg、鉄0.06mgとの表示あり。源泉は58−60度だそうだ。営業は10時から23時。湯園風呂がある一帯は温泉公園になっていて、足湯もある。礁渓温泉は鉄道駅にも近い平野地帯の温泉地ながら湯量は豊富そうだ。(2007年6月)


  


らくだジャーナルTOPアジアの温泉目次>台湾・礁渓温泉「湯園風呂」