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●韓国・釜谷温泉「ウォンタンコウン・ホテル」
    
     

 釜谷温泉をブラブラ歩いていて釜谷温泉発祥の地らしい場所を見つけた。当然、その近くにあるところで入浴したいので、すぐ脇にあったホテルの前に回ると、ハングルで「ウォンタンコウン・ホテル」とかかれた看板の下部には英語で「Original Spa Hotel」とあった。ウォンタンは漢字で書くと「元湯」に相当する。よし、ここに決まり! と乗り込む。

 日本語はもちろん英語も通じない。入浴料は最初4000ウォンと言われた気がしたのだが、3000ウォンだった。ひょっとして割引してくれたのかもしれない。女性用の浴室は2階にある。受付の女性に入浴券を渡すと何か言われたが理解できない。ぼ〜っと突っ立っていたので外国人だと分かってもらえた。靴は自分で管理してロッカーに入れろと言っていたらしい。空いているロッカーまで案内してくれた。

入口脇にはORIGINAL SPA HOTElとの表示がある

 浴室も脱衣所も予想以上にすいていた。韓国の温泉はどこも人がひしめいていたので、ちょっと拍子抜けする。浴室の左側にある洗い場には7人ぐらいの先客がいた。右側には3つに区切られた浴槽がある。真ん中がイベント風呂で何かを入れて緑色に濁っている。両側は温泉浴槽で、奥がヨルタン(あつ湯)、手前側の広い方がオンタン(ぬる湯)と書いてある。

 といっても、それほど温度に差は感じない。小さな浴槽の方がお湯が新鮮な感じがして、私はずっとヨルタンに浸かっていた。無色透明で硫黄の匂いもしないが、肌への当たりは柔らかくてツルスベ感もあるいい湯だ。浴槽内は底に排水用の穴があるものの、側面には吸引口はなくパイプからお湯が注いでいるだけなので掛け流しらしい。元湯なのだから当然かな。

 私以外の入浴客に一番人気があるのはイベント風呂次にオンタンで、私が入っているヨルタンには誰も入ってこない。そんなに熱くないんだけどな。違いといえばオンタンはタイマーか何かで泡風呂に切り替わる時間帯がある。備品は石鹸のみ。営業時間は未確認。

手前からヨルタン、イベント風呂、オンタン

 壁に掲示してある成分表はPPM表示だった。主な成分は以下の通り。ナトリウム110.0PPM、硫酸128.0PPM、硫化水素2.0PPM、フッ素3.0PPM、塩素10.0PPM、カルシウム4.0PPM、二酸化珪素34.1PPM、フッ素2.4PPM、カリウム2.0PPM(2005年5月)


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