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●猿倉温泉
  
  

【泉質】含石膏苦味硫化水素泉(緊張性低張性高温泉)

【泉温】88度(気温22度) pH6.37 

【住所】上北郡十和田湖町大字奥瀬自猿倉1番地 電話0176(23)2030 青森駅から十和田湖行きバスで約1時間25分の「猿倉温泉」バス停下車、徒歩約8分。地図(別ウィンドウで開きます)

【浴槽】女湯は本館に露天2(半露天?)。新館に内湯2、蒸し湯(サウナ)、露天。 

猿倉温泉の外観(日帰り入浴入口)

【日帰り入浴の営業時間と定休日】未確認     【入浴料】500円 

 バス停から猿倉温泉への緩い下り坂は、両側がほとんど雪に覆われたまま。2003年春に回った青森県の温泉のなかでは最も秘湯感が強いところだ。日帰り入浴の受け付けは奥の方にある本館入口で。本当は新館、本館の順で入浴するのが正しいらしんだけど、入口のすぐ近くに脱衣所があったので飛び込んだ。

本館の半露天風呂 

 ロッカーはなく脱以カゴのみ。露天というか半露天というか、途中まで屋根があって壁のない浴場で、浴槽は2つ。上(奥)の浴槽がぬるめ、下の浴槽が熱めだった。透明で少し白濁している程度。後になってから、ここの露天正面の雪が溶けると一面の水芭蕉が見ものだとうかがった。5月末ごろだろうか?

新館の内湯

 いったん服を着て新館の風呂に。こちらも脱衣所は簡素。「自家発電なのでドライヤーの使用はご遠慮下さい」という張り紙があるのも秘湯の印だ。新館は内湯が熱めとぬるめの2つ、露天が1つあり、白濁が強くて青みがかっている。蒸し風呂(サウナ)もある。新館の露天風呂の白濁が一番濃いような感じで一番のお気に入り。ここは出たり入ったりしてじっくりつかった。硫黄分が強くて浴室に木を使うと痛みが速いそうで、床は鉄平石を敷き詰めてある。

新館の露天風呂
新館の露天風呂
発電機

 帰り際、ご主人と思われる人と少し話した。こちらには源泉が全部で6本あり、そのうちここで使用しているのは3本。残る3本は十和田湖温泉郷に提供しているそう。「今度はぜひ泊まりで来たいです」と言ったら、「それよりも朝6時頃来て(日帰りで)1日ゆっくりしていくのがいい」とおっしゃる。「それじゃ、商売にならないじゃないですか」と笑ったら、「いや、うちはそういう人が多いんで」とあくまで日帰りを勧められた。そんなことを言われると、かえって泊まりたくなっちゃう。(2003年5月)

左の発電機がうなりを上げていた。建物からは離れたところにある

新館に掲示してあった分析書。

陽イオン mg/kg mval%    陰イオン mg/kg mval%    非解離成分 メタケイ酸 57.45mg
ナトリウム 35.90 24.11   塩素 22.90 9.97     メタホウ酸   8.86mg
カリウム 10.00 3.95   硫酸 192.94 62.03        
カルシウム 42.01 32.38   ヒドロリン酸 9.38 3.04   溶存ガス成分 遊離炭酸 79.20mg
マグネシウム 30.45 38.67   ヒドロ炭酸 98.00 24.80     27.30mg
アンモニウム 0.056 0.05   チオ硫酸 0.057 0.01        
第一マンガン 1.50 0.80   メタ亜ヒ酸 0.81 0.15        
合計 119.01     合計 324.08       成分総計 616.80mg
(昭和36年10月10日)

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