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●八甲ラヂウム温泉       

   
   
八甲ラヂウム温泉外観(奥は旅館)【源泉名】八甲温泉  【泉質】単純温泉

【泉温】45.0度  【湧出量】不明  

【住所】青森県上北郡東北町上野字北谷地39−186 電話0176−56−2364  JR上北町駅から徒歩20分(地図

【温泉利用状況】掲示なし

【浴槽】内湯    【営業時間】6時から22時    

写っていない左側手前のオーバーフローがすごい

【入浴料】200円

 怪し系としてはかな〜りキテいるところ。そういう趣味の人には強くお勧めする。まず玄関脇に北海道の二股温泉産という大きなラヂウム原石がある。「日本に只一つ天然ラヂウム原石」という貴重なものを果たしてここに持ってきてしまっていいのだろうかと悩みながら温泉施設に入ると受付に人がいない。

 ムック「北東北日帰り温泉」の無料入浴特典を使おうとインターホン越しにお願いすると、ドライブインに来てくださいとのこと。ドライブインで本にスタンプをもらい、温泉施設に戻る。ドライブインと温泉以外に旅館の建物もあるのだが、ひっそりと目立たない。

脱衣所のロッカーはボロっちい

 玄関先にあるスリッパはまちまち。チェック柄や無地が混ざっていて、どこかから寄せ集められてきた様子。共通しているのはどれもこれもみな汚いこと。履くのを躊躇し、これだったらスリッパをはかないほうが良さそうだと判断して脱衣所へ。

 脱衣所も期待を裏切らない。布張りのソファ、はがれかかったベニヤ板のロッカーなど、昭和をそのまま残した記念館?といった趣だ。ただし入浴客は4人いたから、それなりに人気がありそうだ。近所にオープンしたばかりのひばの湯ぽぷらが独占状態だったのでちょっと意外だ。

雨ざらしのラヂウム原石

 浴室は脱衣所から数段降りたところにある。浴槽はカギカッコ型で奥に岩があるのだが、これはラジウム原石なんだろうか。手前にはかなりの勢いであふれていて、床の上に数センチありそうな厚みとなって排水が追いついていない。湯量はかなり豊富な様子だ。お湯は茶色っぽくて、カランの湯も色があるから多分温泉をつかっているのだろう。

 お湯はつるりんとした感触がとても気持ちよい。アワも確認できた。大きなアワのカスみたいなのが浴槽の端っこに浮いている。湯口で45・1度あったから加熱しているのだろうか?浴槽内で42度弱でちょうど良い湯加減。湯量も多いし質感も好み。入浴客も入れ替わり立ち代わりやってきて、常時4、5人はいた。上がってから写真を撮らせてもらおうとお願いしたら皆さん喜んで協力してくれ、「ここのお湯はいいでしょ」と誇りに思っている様子。予想外に気に入った一湯となった。(2008年4月)     

陽イオン mg/kg mval%   陰イオン mg/kg mval%   非解離成分 メタケイ酸  79.35mg
ナトリウム 120.8 86.88   フッ素 0.801 0.75     メタホウ酸 1.762mg
カリウム 4.382 1.90   塩素 124.2 61.77        
アンモニウム 0.400 0.38   硫酸 33.35 12.24        
マグネシウム 0.243 3.82   リン酸 1.517 0.56  
カルシウム 0.4 6.87   炭酸水素 85.23 24.64        
アルミニウム 0.08 0.0          
マンガン 0.18 0.0          
鉄(II) 1.681 0.04          
合計 128.2       245.1          
(昭和52年12月19日)

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