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●大滝温泉「滝の湯旅館」
   
   

【源泉名】大滝温泉新5号井  【泉質】カルシウム・ナトリウム−硫酸塩・塩化物泉

【泉温】約64.6度 

【温泉利用状況】掲示なし。口頭で掛け流しと確認。夏場は加水することも

【住所】秋田県大館市十二所字町頭 電話0186−52−2010 JR花輪線の大滝温泉駅から徒歩7分。詳しい行き方は末尾参照

【浴槽】内湯

【営業時間と定休日】6〜21時  【料金】800円

 大館駅の脇にある観光案内所で「大滝温泉で一番古くから営業している旅館を教えてください」とお願いし、数本の電話の末に教えてもらったところ。大滝温泉は温泉街の入口にある「大滝グランドホテル」が廃墟となったまま放置されているなど、限りなく寂れた温泉地で、いわば絶滅危惧種といったところ。この滝の湯も例外ではない。外から見ただけじゃ営業しているのか不安になるぐらいだ。

 昼過ぎに行ったら留守番の青年がいるだけ。しばらく時間を置いて出直した。入浴料は800円とこの辺の相場の数倍! 目が飛び出るかと思うほどビックリした(事前に調べた限りでは、もっと流行っていそうな旅館でも300円だった)。しかしここで止めるわけにもいかない。案内されたのは川に面した大浴場。どうも大浴場は男性用らしいのだが、ほかに入浴客もいないので入れてくれたようだ。

変わった形の浴槽。一番手前の大きな浴槽は水も投入されていた

 浴室は2辺が窓になっていて明るく、正面は川が見えて眺めが良い。入った途端、ぬるりとしてすべりそうになった。泉質じゃなくて掃除の問題かもしれない。というのも、浴室のプラスチックの椅子はカビだらけ。床のタイルがデコボコで、低くなってお湯がたまっているところがヌルヌルになっているのだ。お湯は湯夢湯夢よりも良質。つるすべ感とまろやかさがある。細かな茶色い湯の花も舞っていた。

 あとで女将さんに聞いたところ、確かにここは大滝温泉では一番古い旅館だが、創業時は自家源泉を使っていたとのこと。今ではどこも共同管理の源泉を使っているそうだ。ここよりも泉源に近い大滝ホテルに行ったほうがよかったかもしれない。入浴料のバカ高さと清潔感の欠如からしても、ここはお勧めできない。(2005年9月)

大滝温泉駅からのアクセス:
 駅を背に直進、2つ目の角を右折して数分歩くと左側にある。駅から徒歩10分弱。(地図


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